このお寺の日記は、お寺にご縁のある皆さんに、お寺の様子や些細な気づきを書き残しているのですが、私の備忘録にもなっています。

今年の春のお彼岸は、お寺にご縁のある子ども達が、卒業や結婚やご懐妊と嬉しいお知らせが届き、目を細めて住職と共に喜んでおりました。

悲しい別れもありました。私の友人が闘病の末、亡くなりました。この日記にも何回か登場し、過去の日記を見直すと涙が溢れます。

生きるということは

長さの問題ではない

彼女は、この今年の慇重寺のカレンダーの1月の言葉を気に入って何度も話をしてくれました。ここには書ききれないほどの思い出がありますが、私にたくさんの人生の宿題を残していってくれました。

私にとって一生忘れないお彼岸になりました。南無阿弥陀仏 釋尼妙由