毎年、夏休みに行なっているお勤めのお稽古もなく、子ども報恩講も諦めかけていましたが、「何もかも行事が無くなってつまらないよ。報恩講はある?」という子ども達の声に背中を押されて、2日間だけ、お稽古をして、縮小して子ども報恩講を行うことに決めました。
そして、お稽古初日を迎え、一人でも来てくれればと本堂で待っていました。
「来たよ」とマスク姿の子ども達。目が見えるだけで笑顔だとわかる。学校ではない特別な場所でテンションは上がり気味。そこで、検温、消毒をし三密を避けるように配慮をしながらのお稽古をする姿を見ていると、大きくなった子ども達がとても愛おしく自然とお念仏が出ていました。合掌 釋尼妙由