この辺りは、昨日から雨が降り続いていますが、お墓参りをする方もみえる程度で済んでいます。熊本県では大きな被害が出ていますので心配が続きますね。
先日の平和の鐘に行けなかったので、読んだ大型絵本を教えて?とたずねられた方がおみえでしたので、こちらに記します。
「チリンのすず」作・絵 やなせたかし
内容は・・・読んでください😊 お孫さんや子ども達に読んであげてください🙏
やなせたかしさんというと、アンパンマン!そして、今、朝ドラの「あんぱん」でも話題の方ですね。この絵本は、戦争時代の「あんぱん」を構成するのに参考資料にされたそうです。 やなせさんの言葉をひとつ紹介しますね。
"ぼくは戦争が大きらい。戦争を語る人がいなくなることで、日本が戦争をしたという記憶が、だんだん忘れ去られようとしています。人間は過去を忘れてしまうと同じ過ちを繰り返す生き物です。"
やなせさんは、戦争経験者で大切な家族も亡くされました。彼の心の根底には、常に悲しみと寂しさを抱えていた作品が多いなぁと思うのです。
先般のある党の選挙活動の演説の中で、戦争するのは仕方ないこともあるような空気感を醸し出しているように感じたのは私だけだろうか? 悲しい過去を絶対に忘れない為にも、いかに戦争は愚行だったのかと小さなお寺からでも後代に伝え続けていくのは、私たち大人の仕事なのだと強く思いました🙏釋尼妙由